ワンオポのマイナスさんへの取材を通じて、ボカロPってのは職人的なひと多いのかなあ | 文藝PIERROT

文藝PIERROT

サブカルに光あれ

【にこすぽ!第十四回】ワンダフル☆オポチュニティ!にインタビューしてみた!
http://www.terrafor.net/news_qbNH4GldRy.html

ニコニコ動画で活躍しているサブカル人にインタビューする企画、その名も”にこすぽ!”。今回でとうとう第14回を迎えました。ゲーム実況、歌ってみた、フルボイスと、ニコニコ動画ではお馴染みのジャンルから、ニコニコ動画でもあまり知られていないジャンルまで、いろんな話を聞いてきた。

ひとつ分かったのは、活躍している動画主さんは、ジャンルを問わず、動画制作に膨大な時間を費やしているということだ。本当に時間があればそれに打ち込んでいる。打ち込んでいるからこそ、面白い。そういう構図がある。

今回インタビューしたワンダフル☆オポチュニティ!とはカラオケでも歌うことの出来るボーカロイドソングを作曲作詞している同人サークルだ。おはなしをきいたのはマイナス氏。ワンオポは姉弟で運営しているサークルなのだそうだ。

ジャンルごとに違った傾向があると感じていたが、初のボカロPのインタビューで感じたのは、歌い手がもっている職人気質をボカロPももっているのではないかと感じたところだ。真面目なのである。

こういう文筆業もいわゆる作家と呼ばれる職人気質であり、そういう意味ではお話がしやすかった。逆にMSSPメンバーのようなゲーム実況者はキャラがきっちり出来上がるほどのエンターテイナーとしての気質がある。ジャンルによって気質の傾向もあるもんなのだなあと感じた。

これからニコニコ動画で動画投稿者になろうと考えているひとは、自分がどんな気質なのかを一度考えてみるのもよいかもしれない。モノをつくるのが好きなのか、自分を前面に押し出していくのが好きなのか。

もっとも、それだけで向き不向きが決まるわけではないのだろうけども。

(元弥きと/Twitter)