ガチムチ歌い手3兄弟、最後のお相手はいさじさんでした…// | 文藝PIERROT

文藝PIERROT

サブカルに光あれ

【にこすぽ!第十五回】いさじ氏にインタビューしてみた!
http://www.terrafor.net/news_qfyyDom2OU.html

ニコニコ動画では、根強い人気ジャンルとしてガチムチ系というものがある。いわゆる、薔薇族で活躍した漫画家のヤマジュン氏の描く世界観をネタとしたものだ。歌ってみた界隈では、そうした方向性の替え歌を雄々しく歌う歌い手たちを、くそみソンガーと呼んだり呼ばなかったりする。

そんなガチムチ系歌い手の中で、ぼくが勝手に御三家と考えているrecog氏、海斗氏、そして、いさじ氏。この3名に、日刊テラフォーにて連載中のインタビュー企画”にこすぽ!”に参加していただくことが出来た。

インタビュー記事を読めばおわかりになるだろうが、彼らは3人とも真面目なのだ。職人気質なのだ。歌ってみた動画はとてつもなく笑いに走っているというのに、その中の人自体はなんとまあ紳士的なひとたちばかり。

ゲーム実況者のひとたちは、放送テンションのままのひとも多いだが、ネタ系歌い手のひとはまた違った方向性をもっているように感じた。もっと様々なひとにインタビューを重ねれば別の感想をもつかもしれない。

ただ15人のサブカル人へのインタビューを通して、モノ作りで成功するひとの傾向、イベントで成功するひとの傾向。そうしたものが徐々に見えてきつつある。

ぼくの場合はどちらかといえば、モノ作りタイプだ。物静かな取材なのに、出来上がる記事が面白いと評していただくことも多い。かけだし作家としては嬉しい限りだ。日刊テラフォーではタグが特設していただいたので、この調子でどんどんインタビュー連載を続けていきたいものだ。

(元弥きと/Twitter)