鼠現場リポートを終えて | 文藝PIERROT

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サブカルに光あれ

「鼠、江戸を疾る」の最終回は明日だが、スタッフブログの更新は一足先に終わった。全11回の現場リポートでは、滝沢秀明さんを始めとする出演者の方々の意気込み、そしてドラマを作り上げた監督やスタッフたちの想いをお伝えした。

ワープステーション江戸と東映スタジオ。ふたつの撮影現場を縦横無尽に駆けまわり、ネタを拾い集めた。

お伝えできなかったネタもちらほら。夜のワープステーション江戸もお伝えしたかったなあ。本当に静かで、江戸の夜はこんな感じだったのかなあと、しみじみ感じたんだ。でも、あれってね。実際に行って感じて欲しい。

騒音のない闇は、今の日本では見なくなった真の闇。風に揺れる木々の音、虫の音、微かな音たちがいる。そんな夜だから住人も存在できる。鼠小僧はそこにいる。

なんて、ぼくが書いてると、鼠小僧がどんどん妖怪っぽくなってしまう。妖怪に侵食され気味な脳みそで困るなあ。

「鼠、江戸を疾る」スタッフブログへの感想は嬉しかった

「鼠、江戸を疾る」公式サイトへの掲示板に、スタッフブログへの反応がいろいろあったのは読んでた。もちろん、他の感想も。そこに「モトタキさん」と名指しで感想をくださっているのもあって、スタッフブログ最終回に対しても労いや感謝の言葉をいただいて、とても嬉しかった。

某プロデューサーからも「名指しされることは初めてかも…」と驚かれていたしね。とてもやり甲斐のあるお仕事だった。また、お仕事していたら「お、モトタキじゃん」って軽い気持ちで見守ってくれると嬉しいかも。

ドラマチック・アクターズ・ファイルでイケメンたちにインタビューしてみたり、他のドラマでもちらほらコラム的なものを書いたりしていますので。ええ、お目にかかる機会はあると存じます。

普段はサブカルな人間で、アニメやマンガ、ゲームの世界にいるので、そちらの読み物も恐る恐るでよいので覗いていただければ幸いかな、と。

はてさて、肝心の「鼠、江戸を疾る」は、明日20時放送。お見逃しなきように。